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近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが…。
夏のバカンスで愛知県の伊良湖岬に出かけていたキャサリンと恋人の浜口。恋路が浜を散歩中、女性の他殺死体を発見してしまう。
一本のビデオを見た直後謎の死を遂げた男の解剖を担当した安藤は、人類の存在をも覆す暗号を発見した!! 神の啓示“リング”に抗う人間、最後の叡知。
15歳の少年に25歳のお妾。出家を望む三春丸(足利義政)に仕掛けられた秘策が引き起こす花の御所の奇々怪々。
ヨーロッパきっての小国リヒアルト公国から、コリンヌ王女が来日した。ボディガード役はもちろん朝日刑事と迷犬ルパン。
好奇心が強すぎて神学校の落ちこぼれになっていたわたしは、教授からある課題を与えられた。
本格ミステリーをトリック別に分類したアンソロジーの密室編。大乱歩から新本格派までを網羅。
ハリウッドの女優兼監督のアイオニ・ギャンブルは、婚約者だった映画プロデューサーを殺害した容疑で起訴された。
’60年代の反戦運動の元闘士ペリー・ヒルダリーが通り魔に撃たれ死亡した。
大阪のテレビ局の美人レポーター杉山かおるが何者かに誘拐された後、浜名湖畔で死体で発見された。
パリ市街の地下に、膨大な油田が眠っている―1942年、ナチス・ドイツ占領下のパリで、五人の日本人が石油採掘に執念を燃やしていた。
整形美容で、新しい顔を手に入れた麗子。だが彼女を待っていたのは、以前にもまして哀しみと虚しさに満たされた日々だった。
奇妙な夏が終わり、井戸は埋められた。そして人々はみんなどこかに去っていった。
長崎を、一瞬のうちに火の海に沈めた原爆は一発だけのはずだった。ところが予備の「第三の原爆」が不発のまま投下されていた。
名前に「み」のつく人が死ぬわ―日美子は、新日本党の幹事長を父に持つ友人、双葉由華の夢占いをするが、その予言通り、夏城ともみという美貌の女性が箱根で絞殺された。
二階堂日美子は友人・坊之下七美に誘われ、七美の母・和恵の還暦祝いに小田原の豪邸を訪れる。
いじめを苦に少年が投身自殺をとげ、隣町ではいじめで一人息子を喪った母親が、鉄道に飛び込んだ。
京都嵐山の「もみじ祭り」で大堰川に浮かんだ“車折芸能船”から撤かれた舞い扇の中に血塗られた松竹梅の絵柄の扇があった。
今やリゾート・マンションが林立する名作「雪国」の街、越後湯沢。その一室で美貌の芸妓・由美の絞殺死体が発見された。
「この子をお願い…」特急「あさま」で幼児を連れた小田ゆみ子は、隣席の北条早苗刑事にそう言い遺して毒死した。
元刑事で私立探偵の橋本は、ある女性から河西弘という男を探して欲しいとの依頼を受け城崎へ向った。
札幌の歓楽街ススキノで便利屋をなりわいにする「俺」は、いつものようにバーの扉をあけたが…今夜待っていたのは大学の後輩。
円形の敷地の中央ではお堂がゆっくり回転していた。その四方に同じ形の四つの館という奇観の高槻邸。
森江春策の法律事務所に中年の女性が訪れた。娘の川越理奈が消息を絶っているので探してほしい、という依頼だった。
昭和十七年二月、日本軍が英領シンガポールを占領し、昭南島と改名した日、彼は二つに引き裂かれた。帝国の臣民か、中華の民か。
四月下旬、山肌にいまだ冬の衣を残す八ヶ岳連峰の西麓にあるゴルフ場で、宅配便で送られてきたゴルフバッグの中から切断された女性の腕が発見された。
大手デパート「赤看板」の社長の運転手竹場が轢き逃げ犯として逮捕され、獄死した。
都内の住宅地で、白昼、主婦を狙う連続殺人が起きた。犯人は主婦を絞殺するのみで、盗難や凌辱した痕跡は皆無。
鬼に我が子を食い殺された女。腹を裂かれ、血まみれの我が子は、まるで赤い着物を着ているようだ。
若い医師の夫婦、デイヴィッドとアンジェラは、ヴァーモント州の平和な町バートレットの病院に高給で引き抜かれた。
雪のように白い肌と鋭い目、びっしり生やした髭面―それが総美学園中等部三年A組の担任として赴任してきた北薗雪夫先生だった。
騎手デリックは、急死した兄から準宝石の輸入会社をはじめ全資産を受け継いだ。が、兄が買いつけた大量のダイヤが消えていた。
東京から青森まで―緑まぶしい五月の国道四号線を完全装備の自転車でツーリングする中年グラフィク・デザイナー、桐沢風太郎。
日本の会社でOLをやっていては、女に未来はない。そう決断した沢村麻季は、人生の成功を賭けて香港へ旅立つ。
『カリブの海賊』と呼ばれ海外で大活躍中のボクサー、カルロス山東と創刊誌上で対談するため、カリブの島バハマへ飛んだ推理作家の朝比奈耕作。
法廷弁護士のグレースは、第一審で死刑判欠が下された事件の控訴審の準備に追われていた。
親の借金のかたに、豪商近江屋駒吉のもとへ妾奉公に出されたお咲は、肌に極彩色の刺青を入れられ、駒吉の欲望の餌食にされる。
一九三八年、チェイスの処女作である本書の登場で、本格推理王国のイギリスに、はじめてハードボイルド派が誕生した――富豪令嬢を誘したギャング、この獲物をねらう第二のギャング、冷酷無惨な殺し屋にタフな私立探偵、性と倒錯と非情……ハードボイルド派の
極寒の早朝、悠海子は検屍のために呼ばれた。公園のベンチの間にその男は倒れていた。
母なる大洋より生み落とされた狂える波動物体は、ついに本能の赴くまま、破壊を繰り返し始めた。
いかがわしいグリーティング・カードを作って暮らしているアート・ドッジは、離婚歴のあるプレイボーイ。
「でもあたし誰を愛したらよいのかしら」倦怠と不安の現代に生きる雪白姫とその7人の恋人たちが巻きおこす、スーパー前衛ファンタジー。
軽井沢で殺された外国婦人はマレーシアの密林に消えたタイ・シルク王の妹だった。熱帯蝶の標本が二つの事件を結ぶ。
「一度目」は戦時下の強制連行だった。朝鮮から九州の炭鉱に送られた私は、口では言えぬ暴力と辱めを受け続けた。
オレはガンではないか。―経営者としてわずか2年半、夢と志を賭けた事業なかばにして倒れた男の無念の生涯。
蜜蜂の帰巣能力を調査中に研究者が、山中で行方不明になった。蜂の運搬袋と血痕の発見で、殺しの疑いが濃くなる。
世間様では、あたし“なんでも屋の大蔵”と呼ばれておりまして、ご用命さえあれば引っ越しのお手伝いから、留守中のペットの世話、雨漏りの修理までなんでも格安で承ります。
冴木涼介は六本木の私立探偵。ずぼらで女好きの不良親父だがヒゲの似合う顔つきで見てくれは悪くない。
十字架屋敷と呼ばれる実業家の邸宅に、ミイラのような男が出没した。顔中に包帯を巻いた、異様な恰好である。
太平洋戦争末期、劣勢の戦局を挽回するべくビルマから東インド・インパールへの侵攻作戦が強行された。
平家ゆかりの四国・徳島で惨劇は始まった。男女5人のグループ旅行で出掛けた祖谷渓で吊橋から転落して男が死んだのだ。
「〈自閉〉から往還へ」の軌跡を追い、大江健三郎が「経験の弁証法」により作家であり続けた意味を問う。
すべての子どもは、文法の基本原理を生まれつき持ちあわせて誕生するが、3歳までにどのように天才的に言葉を習得するのか。
警視庁顧問探偵・尾高一幸は、南紀白浜で旅館を経営する叔父・太田徹のはからいで、見合いに招かれた。
『日東スポーツ』紙の競馬記者佐伯俊彦は、競走馬ワンダーボーイの馬主の娘・北村恵子と知り合った。
「トンネル内で幼稚園児の送迎バスが消失」柊正雄判事補は、ドライブ途中、清滝トンネルの手前で警官から停止を命じられた。
過去を隠しカタギのサラリーマンと幸せな生活を送っていた多恵子は、札幌に進出をねらう関西資本と、それを阻止しようとする地元ヤクザとの抗争に突然巻き込まれる。
人気超能力者の田代貢が念力による殺人を宣言、批判者の大学助教授が自宅で死んだ。凶器、目撃者がない、立証不能の犯罪である。
青森県の十二湖駅で女性タレントが誘拐された。日本海沿いを走る五能線の無人駅での犯行だった。
万年夜勤刑事から失踪人課の長へと変ったパウダー警部補だが、状況の悪さはそう変らない。
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